絹100% たちきり身丈178cm 内巾36.5cm 白生地には、特選濱ちりめん 丸万光彩を使用しております。
◆最適な着用時期 袷(10月〜翌年5月)空調の効いた箇所ならオールシーズン ◆店長おすすめ着用年齢 20-50代 ◆着用シーン 披露宴 結婚式 ◆あわせる帯 袋帯 丸帯 もはや、お目にかかることさえも貴重… 【人間国宝・故:森口華弘(もりぐちかこう)】氏の手による、素晴らしい工藝品… 手加工の友禅によって表現された、友禅刺繍黒留袖のご紹介です! 師についていまさら語るべきことはないかもしれませんが、 明治42年(1909)滋賀県守山市岡町で生まれ、大正13年(1924)京都の友禅師、 三代目中川華邨の門に入り手描き友禅を修得し、 昭和14年(1939)30歳で独立されました。
昭和35年 日本工芸会理事、42年に友禅にて重要無形文化財保持者に認定、 45年同福理事長を歴任し後継者の育成・指導に尽力されました。
(46年紫綬褒章、55年勲四等旭日章) 特に日本伝統工芸展には色数を極力整理した、 いわゆる単彩主義による秀作を意欲的に発表し 格調高い森口華弘の世界を築き新しい表現法を開拓、 現代の生活感情にマッチした友禅を生みだし世に高く評価されました。
技法的には伝統的な手描き友禅の濃淡ぼかしや糸目糊、 堰出しなどのほかに漆芸の蒔絵などの美しさから ヒントをえた蒔糊技法を開発し独自の味わい深い友禅を完成しました。
本品はその森口華弘の作品の代名詞でもある蒔糊技法と、 絶妙の手描き友禅を組み合わせた単彩の中にはなやぎと気品がとけあう逸品です。
漆黒の絹地は、濱の特選ちりめん地。
裾一面に浮かび上がる撒糊があやなす市松模様。
そちらに精緻な糸目手描の友禅で 春の桜と秋の菊花を描きました。
そこここに 繊細な刺繍使いを込めて、 風格と華やぎの同居する唯一無二の仕上がりです。
八掛にも惜しむことなく人間国宝の蒔糊の技が施されています。
お慶びのシーンにおいてけして目立ちすぎることなく 列席者の方の記憶と印象に残る着姿をさりげなく演出してれるお品です。
次代に受け継いでゆくべき、工藝品として… 日本を代表する巨匠の一点を、どうぞお手元にてご堪能下さいませ! お仕立てご希望の場合、 解手のし5,400円+※胴裏6,480円〜+比翼14,800円+紋入れ9,720円+お仕立代37,800円(全て税込)で承ります。
・海外手縫い価格です。
国内手縫いは、+43,200円(税込)で承ります。
お仕立て上がりまでの期間は、通常約50日です。
※胴裏の価格について ※紋入れについて 商品加工をご要望の場合はこちら(解手のし(巾出し)) ※お仕立てご用命の際は、一度お手元でお色、風合いなどご確認頂いた後、Web集荷依頼サービス(無料)にてご返送ください。
※着姿の画像はイメージ写真です。
柄の出方が少々異なる場合がございます。
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